カメラマン吉田⑩

WFまで残り2週間を切りましたが、まだまだ作業が残っております現在、のこる時間はなるべく好天が続きますように…と祈るばかり。
特に夏場は夕立も多くなりますので、終盤作業の複製や塗装の大敵・湿気が立ち塞がると泣きたくなります(;´Д`)

それでは日頃の行いに気を付けつつ(^_^;)、フィギュア製作のラスト・複製作業に入ります。

レジンキャストの硬化反応は、アレルギー(頭痛や湿疹等)を起こす可能性がある場合がありますので、締め切った部屋での作業は避ける様にご注意下さい。

吉田さん170
注ぎ口となる、乾電池を埋めた部分を開口します

吉田さん171
最初の曲がり角はスムースに流れる様に大きめに開口します

吉田さん173
レジンの流れ道を下から上へと繋げていきます
(デザインナイフでV字にカットして彫り込んでおります)

吉田さん174
上に配置したパーツに上がり…

吉田さん175
型の上部へ空気が逃げる様に繋げます

いよいよレジンキャストを注型しますが、その前に愛用道具をご紹介。
基本は消耗品や使い捨ての品が多いですが、計量器とまな板だけは長く使える物を購入しました

吉田さん176
紙コップ・割り箸・漏斗
マジックでA液用・B液用・混合用(無記入)と分けて使います
(紙コップはキャストが染みてダメになるので多めにご用意下さい)

吉田さん177
シリコーン型をキャストから守る離型剤・フッ素系スプレー

キット購入者の方には一番(?)嫌われる離型剤ですが、コレを吹かないとシリコーン型があっと云う間にダメになりまして…。
フッ素系ならベタ付きが少ないのですが、模型用の品は扱い店が少ない上になにより高価…と云う事で、ホームセンターでも売っておりますKURE製「ドライファストルブ」を使用。
吹き付けた直後の注型でもベタ付いたパーツにならないのも嬉しいポイントです。オススメ。

吉田さん178
レジンを量る計量器
当初は安物キッチン用を利用してましたが、クレオス製が発売されましたのでこちらに買い換え

吉田さん179
そのまま使うとレジンでデロデロになってしまいますので、ビニール袋に入れて使ってます
(ビニール袋は時々交換してます)

吉田さん180
粘土埋めの時も活躍しましたまな板と輪ゴム。これで型を押さえ付けます
まな板はポリエチレン製だと付着したレジンがペロリと剥がれて便利

吉田さん181
こういう空気の逃げ場が無い場所は先にレジンを流し込みます
(他の型に流し込んだ余りを硬化する前に利用します)

吉田さん182
爪楊枝等でつついて空気を逃がします

吉田さん183
シリコーン型をしっかり押さえ、漏斗を差して注型します

吉田さん184
空気が抜けてレジンが上がって来た様子
注ぐ度にコレを見てはホッと安心するのが複製作業です(^_^;)

吉田さん185
先程、先に注ぎ込んだ部分です。キレイに抜けました

吉田さん186
おみ足パーツ。パッと見は綺麗ですが…

吉田さん187
パンツの角で空気が逃げられず、大きく欠けてしまいました

吉田さん188
欠けた部分に新しく空気の逃げ道を作り修正します

吉田さん189
今度は欠損無くキレイに抜けました…が

吉田さん190
問題無く抜けたとしても、型埋め時の粘土カス(緑色の粒)を噛み込んでたり
これでは商品になりませんが、勿体無いのでサンプル製作用にします
(あんまり汚い時は破棄となります)

吉田さん191
何度か修正を加えた後、無事全て揃いましたパーツ
現在、商品準備と共にサンプル品を製作中~

…しかし、今の季節は暑さや湿気による問題もありまして。
キャストの硬化時間が本来よりもかなり速くなりまして、型には問題が無くても、キャストが全て回り切る前に硬化しちゃったり(;´Д`)
(湿気が多い場合はキャストが発泡、細かい気泡だらけのパーツになっちゃいます)

硬化反応によるガスの為、クーラーを効かせ締め切った部屋で続ける訳にもいかない作業なので、WF夏場所の商品準備はとても大変だったりします(´・ω・`)
(冬に比べ商品数が少なくなる可能性があるのはこの為でして…ご理解頂ければ幸いです)

吉田さん192
左側が最後まで回らずに硬化してしまったパーツ
連発すると材料費的にかなりの痛手となります…(泣)

…以上で製作編を終了とさせて頂きますm(_ _)m
完成姿をWF前にアップ出来れば…と思って(願って)おりますが、はてさて…(^_^;)

キット組み立てについてはイベント後にゆっくりアップ出来れば、と思っております。
(ライオス&センシもまだアップ出来てないし…(;´Д`))
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No title

うわぁ、これは大変そう(なにより暑さが。いやまて、出勤前に済ませて出勤中換気すればいいのか?
シリコン型なら後で切り刻んで別のシリコン型を作成するときの充填素材にできるけど、レジンのミスはいかんともしがたいですね。やはりこういうところは苦労するのですね。(苦労しても30ショット程度が限界だし…キット代が高騰する原因に><

Re: No title

レジンによる複製は溶剤等よりキツい様で、なかなか辛い作業で…
故に「空調を効かせ、作業後に換気」では短時間作業じゃないと難しいかと。
(私もこの方法だと喉に違和感を感じました)

やはり夏は複製作業には向いてませんで、組み立てや粘土コネを楽しんでるのが一番楽しくて楽チン!w
(ちなみにWF冬直後の再販品複製は楽でした)



No title

こんばんは。

こういった手順で複製していくんですね。
なるほど手間が掛かる訳だと思いました(^_^;)

クレの乾性潤滑剤が使えるとは、まさか思いませんでしたが、確かにフッ素の潤滑剤としては破格ですもんね~。

しかし白いキャストになると、見慣れた商品に見えるからかワクワクしますw
抜きもとてもキレイそうです。

あと10日余り、大変お忙しい事と存じますが、陰ながら応援していますm(_ _)m

Re: No title

こんばんは~。
正直、原型製作者より複製業者さんの方が凄いなぁと思います。
どうやったらあんな綺麗なパーティングラインになるんだろう…?と、いつも不思議ですね(^^;

パーツ精度は全くもってアレな状態です(´д`|||)
今回は硬化が劇的に早いので、ライトアップでの気泡探訪はされない方が…
人間、知らなくてシアワセな事も多いのですしw
(ドMな方にはオススメしますww)

私自身、草葉の陰から応援しそうになっております(^^;

No title

こんにちは~

残り10日となり、色々な意味でいよいよ盛り上がってきたのではないでしょうか?
複製の方も多少の不良が有りそうですが、おおむね順調そうですね。さすがベテランさん!
以前自分のブログの方で、どうしても気泡が出来る箇所に先に少量のレジンを流して置く
テクニックを教えて貰ったのですが、それがコレだったのですね~。
なるほど!実際に見せて貰ってかなり使えそうなテクですね。参考になりました!

暑くて大変でしょうが、頑張って下さい。
ではでは

Re: No title

こんばんは~。

上がるも下がるも、今の時期は次第に義務感のみでの稼働となりつつあったり(;´Д`)
唯一の楽しみは塗装作業のみでしてw、故に好天がなによりのご褒美であります!

先入れレジン、本来ならばやらなくて済む分割&型作りをするのが本道なのですが(^_^;)、"歴ばかり"な制作者技量の関係上、毎回使っておりますその場凌ぎの邪道技でございますw
どうしても回りづらい、細かなモールドにもどうぞ~m(_ _)m

冬場の冷気と乾燥をどうにか夏場に輸入出来ないか…と毎年思うこの季節でありまする(^_^;)
プロフィール

幼師人

Author:幼師人
(ようぐると)

WFディーラー『結晶洞窟』の備品
(2009迄『あんきも』の在庫)

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